地震の尺度について「エロゲから学ぶ雑学」

このページでは地震の尺度について説明していきます。

画像はEVOLIMITというエロゲのワンシーンを切り取ったものです。

メルカリ震度という地震の尺度を用いていますがなんのこっちゃ分からなかったので調べてみました。

メルカリ震度階級

1884年にジュゼッペ・メルカリによって考案された地震の尺度です。

ある地点における地震の程度を表現する指標とされています。

程度を示す方法は、

「地球表面の構造物に与える影響や人間が感じる揺れの大きさに基づいて判定する」

つまり我々がどれくらいの揺れを感じたか、地震によってどれくらいの建物が揺れたり壊れたりしたかで地震の大きさを測る方法となります。

マグニチュード

地震そのもののエネルギーの規模を表したもの

マグニチュードはメルカリ震度階級と相関しており、メルカリ震度階級で評価された地震のエネルギーの大きさをこの表に当てはめることで地震のエネルギーの大きさを測ることができます。

 

以下はマグニチュードの大きさを細分化したものです

マグニチュードの大きさを示したもの

M(マグニチュード)
-2.0~0.5=極微小地震
1.0~2.5=微小地震
3.0~4.5=小地震
5.0~6.5=中地震
7.0~7.5=大地震   ハイチ地震(2010年)等
8.0~8.5=巨大地震
9.0~10.0=超巨大地震 東北地方太平洋沖地震(2011/3/11 M9)
           スマトラ地震(2004年 M9)
10.5~12.0=参考   チクシュルーブ隕石の地球衝突エネルギー(M11.3推定)
           →恐竜絶滅の有力な一因とされる

10.5以上のものは人類が観測したことない大きさとなっています。

マグニチュード12のものが発生すると地球が割れて起こる地震が起きるようです

 

マグニチュードが1増えると地震のエネルギーは約32倍となります。

例:マグニチュード1のものが、マグニチュード2になるとき32倍のエネルギーが発生する

マグニチュード1のものが、マグニチュード3になるとき1024倍のエネルギーが発生する。

 

気象庁震度階級(=震度)

この震度階級は日本で使用されている独自の震度階級になります。

ニュースで流れる「震度」は、この階級のことを指しています。

地震の揺れの大きさを階級制で表す指標です。(評価はメルカリ震度と似てます)

最大10段階までで設定されています↓

(1.2.3.4.5弱.5強.6弱.6強.7)

3.11の東北の大震災はマグニチュード9で最大震度は7です。

 


ということで今回は地震の尺度について調べてみました。

知らないことを調べることでいろんな知識が身に付きますね。

エロゲは雑学などの知識を増やすこともできるツールでもあると実感できます。

ちなみにこのページ先頭の画像は「アースクエイク」というキャラクターがメルカリ震度レベル10程度の地震を発生させています。

マグニチュード表でメルカリ震度レベル10以上はM(マグニチュード)7以上に相当するのでかなりでかい地震を発生させたことが予想できます。

震度も7で確定でしょう。

つまりこのキャラは相当大きなエネルギーを持っていることになりますね。

アニメーションを持たないエロゲでもこのように実際の知識があれば、リアリティを持ってプレイできます。

想像力を持ってプレイすることでその作品がより深く楽しめますね。

このEVOLIMITというゲームでは現実世界にあるものを作品内に多く取り込んでいるのでいろんな知識を増やすにはいいゲームです。

興味がある方はぜひプレイしてみてください。

ではまた。

 

 


 

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