
詳細
タイトル名 | CHAOS;HEAD NOAH | |||
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ブランド | 開発元 Nitroplus 発売元 MAGES(5pb.) | |||
レーティング | オリジナル版 15歳以上対象 18歳以上対象(Xbox、PSVita、Switch) 17歳以上対象(PS3、PSP) | |||
発売日 | オリジナル 2008年 Steam版 2022年 | |||
ゲームジャンル | 妄想科学ADV |
・伏線が張られているゲームが好きな人
・グロい描写が大丈夫な人
・ホラー展開が好きな人
・電波ゲーが好きな人
ストーリー
現代の東京・渋谷で俗に「ニュージェネレーションの狂気(ニュージェネ)」と呼ばれる不可解で猟奇的な事件が連続して発生する中、渋谷のとあるビルの屋上のコンテナハウスで引きこもり寸前の生活を送っているオタクの高校生・西條拓巳は、インターネットのチャットで「将軍」と名乗る人物が書き込んだリンクで、次のニュージェネの事件を顕示させるような残酷な画像を目撃する。
翌日、拓巳は「将軍」が示した画像のとおりの凄惨な事件現場に遭遇し、そこで咲畑梨深という少女と出会う。そして後日、拓巳が学校へ行くと教室の隣の席には梨深がいた。梨深は「自分は以前から拓巳の友人である」と語り、クラスメイトの三住大輔もそれに同意するが、拓巳には覚えがない。
同時に、事件に関わりのある少女たちが次々と拓巳の前に現れ、渋谷で起こる数々の猟奇事件に巻き込まれてゆく。その際、拓巳の"妄想"が事件のキーワードとなる。
Wikipedia参照
レビュー
ストーリー |
3.5
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音楽 |
3.5
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グラフィック |
4
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感想
ビジュアルも文章も結構グロいですww
ストーリーについて
毎日ゲームをしながらほぼ引きこもりの生活を送っている主人公が渋谷で起こっている連続猟奇殺人事件(ニュージェネレーションの狂気(通称:ニュージェネ))に巻き込まれていくという物語
残酷な描写説明や死体などのグロテスクなCGが用意されているので、エッチ描写よりグロ表現が強くて18禁入りにされているゲームです。
なのでビジュアル的にグロイシーンがあったり、とあるルートでは拷問される描写が文字として記述されておりそれもかなりショッキングな内容なので苦手な人には向かないストーリーのゲームだと思いました。
物語の展開的に怖い意味でビックリさせてくる描写がところどころあるので個人的には結構ホラーでしたw
主人公の正体やその周りの人物、ニュージェネの事件の犯人などは各エンディングを迎えていくことで徐々に明らかになり伏線が多く張られているので続きが気になる展開で引き込まれます
あとゲーム本編ではTipsという辞典のような項目があり、ネットスラングや専門用語の解説がされているのでそこの機能は結構ありがたいな思いました。
一部のキャラが電波な内容を永遠話すので電波ゲーでもあると思います。
ゲームシステムについて
このゲームでは話のところどころで主人公の妄想トリガーを通して物語を見ていくことになります。
この妄想トリガーモードでは、このモードが始まってから決まった地点まで物語を読み進めていくと妄想しない、ポジティブ妄想、ネガティブ妄想のどれかを選んでいたか物語の展開が変わったり、物語の分岐が変わったりします。
ポジティブ妄想では女性キャラとイチャイチャする妄想をしたりHな妄想をしたりと割と主人公の都合のいいような内容が主で、ネガティブ妄想では物理的に傷つけられたり、不利な状況に追い込まれたりと文字通りネガティブな妄想をする展開になります。
しかしポジティブ妄想をしていても主人公の予想しないような嫌な展開が待っていたり、ネガティブ妄想をしていてもある女性キャラにちょっとエッチな服を着せた妄想をするなど物語の展開は一辺倒ではない時もありますw
ゲーム難易度について
基本的に文字を読み進めていくゲームなので難しい操作はないです。
妄想トリガーも初見ではどうしていいかよく分からないと思いますがそこまで難しい仕様じゃないです。(画面左端の緑のバーをクリックして文を読み進めればポジティブ妄想、何も操作せず話を読み進めていけば妄想なしという感じ)
CG集め要素があるのでポジティブ妄想、妄想なし、ネガティブ妄想を各イベントでこなす必要があるため何回か周回する必要があります。
一週目は必ずSilent skyというエンディングになります。
2週目以降ではシナリオが追加されたり、妄想トリガーの選択次第で個別ルートに行ける選択肢が出現します。
トゥルーエンドの解放条件はトゥルーエンド以外の全てのエンディングをみることで解放されます
終わりに
物語本編で「デッドスポット」という人間の視覚の特徴について説明している描写があります。
このデッドスポットは目に映るはずのものが目に映らないという目の死角について説明してます。
ゲーム本編で実際にこれを体験できるところがあるのですが、やってみると結構びっくりします!
これは最初はただの雑学のようなものと思っていましたが、物語に結構関係してくるものでした。
主人公が引きこもりのオタクという変わったキャラ設定であったり、グロテスクな描写が連続する内容でありますが、ちりばめられた謎や伏線がプレイヤーの好奇心を煽り続きはどうなのかと引き込まれます。
ちょっと変わった物語のゲームをプレイしたい人にはおすすめだと思います。
興味があるかたはぜひプレイしてみてください。
ではまた。